映画「グーニーズ」を幼い頃、最初に観た時「スロースの顔が怖い」と思った私です。なぜスロースの顔は崩れているのでしょう?その原因は母親の虐待によるものと推測する人が多いのですが、本当にそうでしょうか?虐待が原因ではない考察する理由とスロースのその後についても!
映画「グーニーズ」は冒険映画の最高傑作だよね!僕の大好きな映画で何回も観てるんだ。スロースの顔はちょっと怖いけど、すごく優しくて食いしん坊で面白くていい奴なんだよ!
スロースの顔が怖い?
#今の小学生は知らない
— 🇧🇷ザ・スティグhasegawa🇯🇵 (@rosumnnzu2) May 31, 2021
グーニーズ
今の中・高校生も知らない
80年代のアメリカの悪ガキども冒険した映画。
名作。 pic.twitter.com/5P7ET4fdgW
「グーニーズ」は1985年公開のアメリカの映画です。
冒険映画が大好きな私は映画「グーニーズ」が大好きで、これまでに何度観たか分かりません。
いえ、本当のことを言うと、、、
初回に見たときはスロースの顔が怖くて仕方ありませんでした>_<
大きな体で崩れた顔。
右目と左目の位置がかなり違って、垂れているように見えます。
しかも歯が数本抜けていて髪の毛も所々にしか生えていません。
声は大きくて獣みたいです(吹き替え版でも)
Do you remember what chocolate bar Chunk and Sloth share in The Goonies? #80s #80smovies pic.twitter.com/PB9LiNzGuW
— LandOfThe80s (@landofthe80s) June 7, 2020
まだ幼かった私は、チャンクのような優しい心は持ち合わせておらず、スロースが怖くて母の陰に隠れてこの映画を見ていた記憶があります。
でも、チャンクだって最初にスロースの顔を見たときには「ぎゃー」て叫んでいましたよね。
ギャングに捕まりその上、監禁場所でスロースに会ったら「身の危険を感じてしまう」のは仕方のないことでしょう。
チャンクの叫びはそんな叫びだったのかもしれませんw。
スロースの顔が怖いのは虐待が原因?
ところで・・・
なぜ、スロースはこんなに顔が崩れているのでしょう?
しかも実の母親や兄弟たちによって、鎖で繋がれている生活をしているのです。
それは物語の後半で謎が少しだけ解けます。
伝説の大海賊「片目のウィリー」のインフェルノ号を見つけた”マイキーたち”と”フラッテリー一家”の戦いの場面での事です。
チャンクと友達になったスロースはマイキー達を助けようとしたところ、ママ(母親)がスロースをだめるように子守唄を歌うのです。
するとスロースは幼い頃の記憶が蘇り「ベットから故意に何度も落とされた」のを思い出します。
スロースは「ママが落とした」と目を押さえました。
母親は「2度だけ」と言っていましたね。
多くの「スロースの顔が崩れている理由」の仮説は、このシーンから『母親による虐待行為でスロースは脳や顔に損傷を負い、障害を負った』と考えられています。
しかし本当にそうでしょうか?
劇中では、スロースの顔が崩れたのは「虐待の行為により顔や脳が損傷した」というのを裏付けるシーンや説明はありません。
つまり劇中では
・”スロースが何度もベットから落とされた”理由
・”なぜ鎖に繋がれた生活をしているか”
の詳細な説明はなかったと思います。
なので、スロースの顔が崩れているのは「虐待による後遺症」ではないかもと考えられます。
スロースが虐待された理由や原因を考察!
まず、スロースはなぜ母親や兄弟たちから虐待を受けていたのかを考えてみましょう!
フラッテリー3兄弟の母親、フラッテリー・ママは男の子3人の母親です。
【グーニーズより面白い映画はない】
— 伝説のKazmaniac (@realkazmaniac) August 30, 2019
ラピュタが歴史に残る名作なのは紛れもない事実ですが、ドーラのモデルは明らかにグーニーズのママ・フラッテリなのでやはり世界一面白い映画はグーニーズ、という事が確定いたしました。 pic.twitter.com/aPFvTDiw9w
フラッテリー・ママは、スロース以外の長男と次男のことは虐待することなく育てていますよね。
このことから母性がない女性ではないことが伺えます。
では、なぜ末っ子のスロースだけベットから落としていたのでしょう?
”末っ子が一番可愛い”という声も世間ではよく聞く言葉なのに、なぜ末っ子のスロースを遠ざけるのでしょう?
それはスロースが”生まれた時からこの容姿だった”のではないか、と考えられます。
恐らく、フラッテリー・ママは、「スロースのこの容姿を受け入れることが出来なかった」のではないかと推測します。
そして、それが「虐待」に繋がったのではないかと推測します。
結果、悪いことをしていたスロースの母親や兄弟は、痛い目に合い警察に捕まるという「善」と「悪」が痛快に描かれている映画です。
実は、映画「グーニーズ」は今の時代に放送するのは難しい作品だと言われています。
それは、子供達の冒険物語の裏に「虐待」「偏見」など難しいテーマが見え隠れするからです。
しかし、この「グーニーズ」のフラッテリー・ママは、映画「天空の城ラピュタ」に登場するドーラのモデルだとも言われるほどインパクトのある登場人物です。
映画「グーニーズ」はハラハラドキドキ痛快な冒険映画の最高傑作で、冒険映画であると同時に、倫理問題も同時に投げかけている素晴らしい映画なのです。
是非、地上波でも放送して多くの人に観てもらいたい作品です!
スロースのその後はどうなる?
チョコレートが大好きで、食いしん坊のスロースは本当は心の優しい子で、母親の事も愛していたのだと思います。
でも、最後に母親の嘘や本心を知って母や兄を懲らしめる展開に。
そして、洞窟から脱出したスロースやチャンク達は駆けつけた家族と再会します。
チャンクは自身の両親にスロースを紹介するのですが、チャンクのご両親はスロースの容姿などお構いなしに、すんなりとスロースを受け入れたことが凄いです。
私は子供心に
「え!?チャンクのお父さんもお母さんもスロースのこと怖くないの?」
と驚いたことを覚えています。
冒険の途中から、私もチャンクと同じくスロースのことが大好きになっていたので、チャンクの親がスロースを嫌ったらどうしよう。またいじめたられたらどうしよう、、、と思っていたのです。
実は「グーニーズ」の小説版では、この冒険の後にスロースはチャンクの家族に養子として引き取られ、ジェーソン・スロース・コーエンと改名します。
スロースはチャンクと兄弟になって幸せに暮らしましたとさ、というお話です。
よかったです!
スロース役の俳優は誰?
こちらがスロースを演じたジョン・マトゥザックさんです!
なんとスロースの撮影のたびに5時間もかけて特殊メイクを施していたそうです。
劇中ではマトゥザックさんの素顔は見られませんが、大柄な体格を活かした役柄で、グーニーズはマトゥザックさんの代表作です。
それ以降も映画やテレビドラマなど様々な作品へ出演し、俳優としての地位も確立しましたが、残念ながら38歳の若さでこの世を去っています。
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まとめ
グーニーズ【スロース】顔が崩れてる理由は?原因は母親の虐待ではないと考察!(映画)
映画グーニーズは面白いです!
冒険と同時に、虐待など見え隠れし、差別や偏見などについても考えさせられる作品でもあります。
子供たちには是非、観てもらいたい作品ですね。
また歳を重ねてから観るとまた違った感想や、意味の深さを理解できるなど何度も観たい映画です!