ディアトロフ峠事件【アナ雪】に関係あり?映画のCG技術が暴いた新事実に驚愕!

20世紀最大の謎「ディアトロフ峠事件」は62年以上経っても今だその真相は謎に包まれたままです。ところがその雪山で起きた不可解な事件をディズニー映画「アナと雪の女王」のCG技術が真相を暴いたというのです!今回は極寒ファンタジー映画「アナと雪の女王」と「ディアトロフ峠事件」の関係についてのお話です。

まんまる

ディアトロフ峠事件は雪山で大学生9名が亡くなった事件なんだ。ずっと謎だった真相究明と映画「アナと雪の女王」の雪のシーンと関係があるんだって!

目次

ディアトロフ峠事件とは

映画「アナと雪の女王」と「ディアトロフ峠事件」との関係についてお話しする前に、まず、ディアトロフ峠事件がどんな出来事だったのかお話ししておきましょう!

1959年2月2日の深夜に「ディアトロフ峠事件」は起きました。

ロシアのウラル山脈北部のホラート・シャフイル山(死の山)で大学生男女9人が不可解な謎の死を遂げたのです。

この事件は『ディアトロフ・インシデント』というタイトルで映画化もされ、日本でもドキュメンタリー系バラエティ番組の「奇跡体験!アンビリーバボー」や「ワールド極限ミステリー」で取り上げられたことがあるので、ご存知の方も多いと思います。

「ディアトロフ」と呼ばれるのは、一行のリーダーのイーゴリ・ディアトロフさんの名前からそう呼ばれ、”事故”ではなく”事件”と名が付くのは、彼らの命を絶った”犯人(人間)”がいると考えられてきたからだと思われます。

奇妙な遺体

遭難した彼らが発見されたのは連絡をたってから約1ヶ月後のことです。

ー25度以下という極寒の中、彼らはキャンプを張っていたと思われる場所から1キロ下にある森で遺体として発見されました。

なぜ、そんな離れた場所にいたのか?

そればかりでなく、極寒の中にも関わらず彼らは衣服をほぼ身に着けていなかったのです。

裸足で発見された者もいました。
・9人中2人は頭蓋骨を骨折していました。
目や舌を損失している遺体もあります。
・また、ある遺体の衣服からは放射性物質が検出されたのです。

目を疑うような悲惨な姿で発見された彼らの身に、一体何が起きたのでしょう?

“死の山”を意味するホラート・シャフイル山で遺体で発見され・生存者ゼロ・謎めいた状態などが重なり、宇宙人の攻撃、ソ連による陰謀という説さえあります。

この事件は、2018年には『死に山:世界一不気味な遭難事故《ディアトロフ峠事件》の真相』として邦訳され、日本でも話題になった出来事です。

映画「アナと雪の女王」のCG技術がすごい!

一方、映画「アナと雪の女王」は「アナ雪」との愛称で親しまれ日本でも大人気の映画です。アンデルセン童話をもとに作られたディズニーのオリジナル作品です。

「ありのままで」と訳された楽曲「レット・イット・ゴー」が爆発的にヒットしましたよね〜。

また、3Dコンピュータアニメーションで制作されていることでも有名です。

〈アナと雪の女王の簡単なあらすじ〉

アレンデール王国の二人の姉妹、エルサとアナの物語。若き女王エルサは、雪と氷をあやつる魔法の力で真夏の王国を凍りつく冬の世界に変え、氷の宮殿にとじこもってしまった。妹のアナは、姉をつれもどすため、極寒の雪山へとむかう。運命にひきさかれた二人を救う“真実の愛”とは?ディズニーが贈る感動のファンタジー・アドベンチャー。小学生から。

「BOOK」データベースより

ディズニー作品のCG技術は、その作品が発表されるたびにレベルアップしている事は素人の私が見ても分かります。

アナ雪では登場人物のリアリティはもちろんですが、その雪や氷の表現は気候や気温さえ感じさせ、観るものを物語の世界・極寒の地へ引き込んで行くのです。

ディアトロフ峠事件とアナと雪の女王の関係

「ディアトロフ峠事件」は極寒の冬山で起きた出来事です。

その謎に迫ろうとしたのがスイス連邦工科大学チューリヒ校のアレクサンダー・プズリン氏と、スイス連邦工科大学ローザンヌ校で雪崩のシミュレーション研究を主導するジョアン・ゴウム氏です。

雪山で彼らの身に何が起きたのか!?

いくら「アナ雪」のCG技術が素晴らしいからとはいえ、それが現実世界に起こる出来事をシミュレーションなんてできるはずがない、と思いますか?

いいえ、事実「映画アナ雪」がこの「ディアトロフ峠事件」の真相を解明するヒントになったと発表されたのです!

翻訳:1959年に9人のロシア人登山家が不思議な状況で亡くなったディアトロフ峠事件は、多くの陰謀説の対象となってきました。今、研究者たちは異常な雪崩が原因であるといいます。

2021年1月の「Communications Earth and Environment」では「小さな雪崩が原因だった」との論文が掲載されています。

両氏は分析モデルとシミュレーションから「ディアトロフ峠事件」当時の再現に挑んでいたのですが、その過程で映画「アナと雪の女王」と出会います。

ゴウム氏は『アナと雪の女王』で雪の動きが見事に表現されていることに衝撃を受けて、どうやって雪を描いたのかを「アナ雪」のアニメーターに取材しました。

こんな偉い学者さんもディズニーアニメ、しかも「アナ雪」を観るのか〜と、ちょっと驚きですねw。

でも、そこはやはり学者!一般人と着目する点が違います!

普通なら「お〜、エルサかっこいい!」「オラフ可愛い〜」となります。

ところが、『この雪の表現は素晴らしい!どんなデータから作られたんだ?』となったわけです。

考えてみれば3DCGの世界で、ふわふわの雪や湿った雪、また氷の表現をするのは凄い技術なのでしょうね。

3DCGソフトの作成方法を簡単にいえば、描こうとする対物体の膨大な情報をコンピュータに覚えさせること。

ちなみにこちらの動画を参考に見てみてください。

『アナと雪の女王』では雪の動きに新たなソフトウェアが作成されて、ディズニーはPR用にそのソフトの解説動画を公開しています。

英語で難しい事はよく分かりませんが、この動画からもその高い技術レベルなのが伺えます。

まんまる

すごっ、本物の雪みたい!

ディズニー映画で3DCG作品として頭角を表したのは映画「ラプンツェル」でしょうか。

あの主人公・ラプンツェルの髪の3Dによる表現は過去のディズニー作品にはありませんでしたね。

その3DCGソフトも生かして「アナと雪の女王」は作られています。

なので主人公のアナもエルサもラプンツェルの3DCGによる髪質は引き継いでいます。

しかし、それ以上に世界中のアニメーターを驚かせたのが「雪」の表現です!

上記の動画からもいかにディズニーが「雪の表現」にこだわったかが伺えますね。

(あれ!? もしかしてゴウム氏はアニメではなくこちらの動画を見たのかも!?)

と、とにかく、ディズニー側もこのソフト開発をするあたり、いろいろな雪質や雪の動きを徹底的に分析したに違いありません。

日本人が携わっていた可能性もある?

ところで『アナと雪の女王』のエンディングには、日本人と思われる人の名前がたくさん流れるのをご存知でしょうか?

どうやらディズニーのスタッフに日本人が多く起用されているようなんです。

もしかしたら日本人が雪のデータを分析解析して「アナ雪」のソフト開発に携わったのかもしれませんね。

日本は世界屈指の雪国で有名です。

毎年、雪が何十メートルも積もる地域にこれだけの人口が住んでいる国は日本だけなのです!

豪雪地帯が国土の半分以上を占め、1927年に1182cmという世界最深の積雪が伊吹山で(岐阜県と滋賀県にまたがる山)記録されています。

それだけに雪についてはどこの国の人よりも詳しいはずです。

ゴーム氏がハリウッドで会ったという、アナ雪の雪の効果を担当した専門家チームの中に日本人スタッフもいたかもしれませんね。

暴かれた「スラブ雪崩」

このようにアナ雪の雪のシーンのノウハウや情報を得たゴウム氏らは「アナ雪」のデータを、自身達のシミュレーションに加えました。

また、雪崩が人体に与える影響を知るためにゼネラル・モーターズの自動車事故実験用に集めたデータも利用しています。

そして両氏のコンピューターモデルから、登山者たちの肋骨と頭蓋骨を折るには、長さが5メートルの雪塊で十分であることが実証されたのです。

まんまる

雪崩ってこと?

そうです!

ディアトロフ峠事件で起きた雪崩は「スラブ雪崩」と推測されています。

”スラブ”とは固まって板状になった雪の層のことで、”スラブ雪崩”は固まっていない雪の層の上に乗った雪の塊が壊れて滑り落ちる雪崩です。

滑り始めて6秒後には時速130キロになることもあるそうですから、巻き込まれたら大変な事態になる事は想像できますね。

当初から「雪崩」説があったものの、事件当日は雪が降らなかったとの記録もあり、また現場で雪崩が起きた形跡が見つからなかったことがこの事件を難解にしたのです。

しかし、彼らがテントを張ったのは傾斜30度もある場所だったこと、当日は強風が吹いていたことが分かっています。

その強風は「カタバ風」だった可能性が高いとも推測されています。

カタバ風とは猛烈な滑降風が吹き、積雪や降雪を巻き上げてブリザードになるので、この風が山の高いところからテントに向かって大量の雪をもたらしたと考えられます。

また、雪崩が小規模だったことから、彼らが大型テントを張るために掘った穴にすっぽり入ってしまったと考えられます。

雪崩直後には命を落とすほどのものではなかった為、重傷を負った者を助け合ってテントを脱出し、みんなで森に逃げ込んだと推測されます。

実は、2019年に発表されたロシア当局の調査結果でも9人は主に「雪崩によって命を奪われた」とされていました。

しかし、雪崩の記録もなく明確な説明も無く、秘密主義的な国だったこともありそれが返って「何か隠したいことがあるのでは?」と憶測を呼び、余計に「陰謀説」に拍車がかかってしまったのです

そして何より人間は「謎」が好きだから」だと私は思います。

アナ雪でも解明できない謎

ディアトロフ峠事件の発端は小さな雪崩だった、と「アナ雪」の3DCGソフトや、GMの自動車事故実験用データから作られたシミュレーションで間違いないと思われます。

しかしまだ解明できない謎は残ります。

ゴーム氏も

『今回の研究は1959年にディアトロフ峠で起きたことのすべてを説明しようとするものではないし、この事件が完全に解決されることはないだろう』

と語っています。

では最後に映画「アナと雪の女王」によっても解明されない謎を考察してみましょう!

なぜ放射能が検出された?

山奥にも関わらず、放射能に汚染された遺体があったことで「ソビエトの核実験施設があった」「核実験に巻き込まれた」などの説があります。

しかし、検出された放射のは微量だっと言うので『キャンプ用ランタンに含まれるトリウムのせい』かもしれません。

キャンプ用ランタンのマントルには、微量の”硝酸トリウム”という放射性物質が使われている物があるそうです。

燃焼させて酸化した状態で加熱すると白色に強く発光する性質を持つため、ランタンの輝度を増す効果があるのだとか。

ちなみにトリウムが出すのはα線で、すぐに原子と反応して速度が落ちるので透過能力が極めて弱く、紙でも遮蔽できる程度なのだそうです。

舌や目が無かったのはなぜ?

舌や目が損失していた遺体もありました。

このことからエイリアンや原住民に襲われたと言う説もありますが、現場では彼らの足跡しか発見されていません。

遺体は亡くなってから時間が経過しており、また、それぞれ発見されるまでに時差があります。その為、動物による捕食や微生物による可能性も考えられるとのこと

衣類を着ていなかったのはなぜ?

彼らが発見された時、どの遺体も衣類を身につけていませんでした。

怪我による重傷者が3名いた事は分かっていますが、9人の多くは低体温症で亡くなっています。にも関わらず、多くの遺体が衣類を脱いていたのは何故なのでしょう?

それは寒さの中で衣服を脱いでしまう「矛盾脱衣(むじゅんだつい)」という異常行動ではないかと推測されています。

矛盾脱衣とは寒くて体温が下がりすぎ、体温低下を抑えようと体内から温めようとする働きが強まるために「まるで熱いところにいる」錯覚に陥り衣類を脱いでしまう異常行動です。

日本でも過去に服を身につけない状態で凍死した事例が37件発見されており、これらは矛盾脱衣だと推測されているんですね。

「矛盾脱衣」についてはその多くが亡くなっている為、その経緯は不明なことも多いのです。

しかし著書「八甲田山 消された真実」では生存者によって証言が語られています。

このようにまだまだ謎の多い「ディアトロフ峠事件」ですが、今後も違う分野のアニメーション技術の発達や異業種の膨大な実験データなど、全く違う角度からも徐々に解明されていくのではなでしょうか。

まとめ

【ディアトロフ峠事件】アナ雪と関係あり?映画のCG技術が暴いた新事実に驚愕!】をまとめました。

数多くのミステリーが残る「ディアトロフ峠事件」ですが、映画「アナと雪の女王」の3DCGソフトにより事の発端は「小さな雪崩」だったことが解明されました。

これが全ての謎を解き明かすものではありませんが、今後も各分野の発達が謎を解明してくれることでしょう!

最後に亡くなられた方のご冥福を深くお祈り申し上げます。

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