映画「スタンド・バイ・ミー 」のクリス(クリストファー・チェンバーズ)を演じているのは俳優のリヴァーフェニックスさんです。リバーはなんとキアヌ・リーブスの親友なのだとか!今回はそんなリバーの幼少期や過去の出演作品と現在について。また、俳優として活躍する弟についてのお話です!
リヴァーフェニックス氏は残念ながら既に亡くなっているんだ。
弟は映画「ジョーカー」で知られるホアキン・フェニックスさんだよ!
びっくりだよね〜!
映画スタンドバイミーのクリス
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— シネマトゥデイ (@cinematoday) May 27, 2021
映画「スタンド・バイ・ミー」は1986年公開のアメリカ映画です。
ベン・E・キングの「スタンド・バイ・ミー」の歌を聴くと、誰しも思い浮かべるのがこの映画でしょう。
これほど映画と同じ題名の曲が強く結び付いている作品は他にはありませんね。
私は歌を聞いた途端に「スタンド・バイ・ミー」のクリスの綺麗な顔を思い出し、とても切なくなります。
・自身の戻れない青春時代に思いを馳せるからなのか?
・劇中のクリスの生涯に感傷的になるからなのか?
・クリスを演じたリヴァーフェニックスへの悔やまれる気持ちなのか?
とても複雑な気持ちになります。
そんな映画「スタンド・バイ・ミー」は、1950年代末のオレゴン州の小さな町キャッスルロックを舞台に、それぞれ心に傷を持った4人の少年たちが好奇心から、線路づたいに“死体探し”の旅に出るという、ひと夏の冒険を描いた作品です。
・頭のいい少年クリス(クリストファー・チェンバーズ)
・眼鏡をかけているテディ
・ノロマで肥満児のバーン
・物語を描くことが好きなゴードン
4人はそれぞれ家庭環境など問題を抱えています。
映画の冒頭は、作家になったゴードンが「弁護士クリストファー・チェンバーズ刺殺される」という新聞記事に目をとめ、少年だった頃をふと思い起こすシーンから始まります。
そう、クリスはこの冒険物語から数年後に亡くなってしまうという「結果」から始まるのです。
私たちは、それと知りながら4人の冒険の旅に引き込まれていくわけですが、途中、ふと我に帰った時に「クリスは亡くなってしまう」という事実が受け入れられない気持ちになるのです。
私は最初にこの映画を見た時には、同世代のクリスの美しさに見惚れるだけでしたが、歳を重ねて改めて観ると、お腹の底から熱い感情が生まれてきます。
ゴーディとクリスの胸熱な友情、たまりませんね。
メインキャラクターの1人である、クリス(クリストファー・チェンバーズ)を演じたのが、当時15歳のリバー・フェニックスです。
とても綺麗な青年で現在でも彼のファンは世界中にたくさんいます。
リバー・フェニックスの現在
リバー・フェニックスは、『スタンド・バイ・ミー』に出演後、着々とスターの道を駆け上っていくかと思われていました。
しかし、残念ながら1993年、23歳の時に亡くなっています。
彼に何があったのか私などには知る由もありませんが、ただただ彼が出演する「スタンド・バイ・ミー」や他の作品を観ると亡くなってしまった事がとても残念で仕方ありません。
リバー・フェニックスの演技はどこか儚げで、その存在感は大物俳優にも負けませんでしたよね。
「モスキート・コースト」でハリソン・フォードと親子役で共演し、インディ・ジョーンズ 最後の聖戦ではハリソン・フォード演じるインディの12歳の少年を演じていました。
若かりし頃のインディを演じたリバーは、出演時間こそそんなに長くはありませんでしたが、その強く光る瞳の輝きは素晴らしく、インディ・ジョーンズシリーズのファンも絶賛する演技だったのです。
また『マイ・プライベート・アイダホ』では、ベネチア国際映画祭の男優賞を受賞しています。
現在、もし存命だったらどんなに素晴らしい演技や作品を数多く見せてくれたことでしょう。
また、映画「スタンド・バイ・ミー」ではクリスも劇中で亡くなっていることから「リバー」= 「スタンド・バイ・ミー」が物語なのか現実なのか混同てしまいそうに。
本当に切なく、残念でなりません。
リバー・フェニックスのお墓はどこ?
さて、「スタンド・バイ・ミー」のクリス役を演じたリバー・フェニックスは既に亡くなっているとお話ししましたが、彼のお墓はどこにあるのでしょう?
実は、彼のお墓については謎なのです。
噂では「彼の遺灰は故郷のフロリダ州で空中散布され、墓石はない」とのこと。
また、亡くなった場所がロスにあるジョニー・デップが経営するお店だったので、命日だけでなく世界中のファンがこの場所をお墓と見なして、巡礼に訪れ献花していくのだそうです。
有名人は亡くなってもそのお墓の画像を撮影されたりするそうなので、ご遺族はお墓をわざと作らなかったのかもしれませんね。
つまり、リバー・フェニックスは現在は多くのファンの心の中で生き続けていると言えるでしょう!
リバー・フェニックスのプロフィール
・生年月日:1970年8月23日
・出身地:アメリカ・オレゴン州
・没年月日:1993年10月31日(23歳)
・亡くなった場所:ロサンゼルスにあるナイトクラブ「ザ・ヴァイパー・ルーム」
リバー・フェニックスのプロフィールを少しお話しします。
彼の両親はカルト宗教団体に所属していて、幼い頃は一家で南アメリカを転々とする生活をしていたそうです。
5人兄弟の長男に生まれ、5歳の時には舞台に立って歌うこともあったとか。
家族で生きるために妹共に路上でパフォーマンスをして生活費を稼いていたそうです。
1977年にアメリカに帰国したのち、リバーは10歳の頃から俳優業を始め映画『「スタンド・バイ・ミー」』で有名になりました。
そして、初めてフェニックス家は車を買うことができたそうです。
ずっと家族のために家計を支えていたのがリバーだったのでしょうね。
どこか憂いのある雰囲気や、同世代より大人びた印象で生きる本能を強く感じる眼光は、そんな幼少時代を過ごしたからなのかもしれません。
リヴァーフェニックスの弟が凄い!
リヴァーフェニックスの弟は映画「ジョーカー」で知られるホアキン・フェニックス氏です。
ホアキン氏は2019年のVanity Fairのインタビューで兄のリバーについて語っています。
ホアキン氏は俳優になるずっと前、子どもの頃に、兄のリバーから
「ホアキンは俳優になるよ。そして俺よりずっと有名になる」
と言われたそうです。
リバーは映画「スタンド・バイ・ミー」の中では劇中の兄とカインコンプレックスで苦しんでいましたが、私生活では仲の良い兄弟だったのでしょうね。
「俺よりずっと、、、」と言っているのが、リバーらしい。
優しいさや、自身に対する嫌悪感なども感じられる言葉だと思いました。
何かにずっといろいろな事に苦しんでいたんだろうな、と勝手に想像してしまいます。
ホアキン氏はリバーが亡くなった後、しばらく俳優業を休んでいましたが『グラディエーター』『ウォーク・ザ・ライン/君につづく道』『her/世界でひとつの彼女』など話題作に出演し、 2019年主演作『ジョーカー』で映画賞を受賞し、アカデミー賞では主演男優賞に輝きました。
私生活では2020年に「her」で共演したルーニー・マーラとの間に子供を授かっています。
その子供の名前は兄からとった「リバー」であると明かされています。
まとめ
映画スタンドバイミーのクリス【リヴァーフェニックス】の現在!弟も有名俳優で驚き!をまとめました。
映画「スタンドバイミー」でクリス俺役を演じるリバーフェニックスは既に亡くなっています。しかし、その素晴らしい演技は現在も世界中で愛される映画となって生き続けています。
また、彼が愛した弟も現在は、名俳優として活躍しているのです。